ある日背中を見ると全体にプツプツと赤いできものが…湿疹!?と思うかもしれませんが、それは背中ニキビです。背中ニキビは皮膚の毛穴から生まれるので、毛穴があるところだとどこでも出来る可能性があります。しかも一つ二つならまだしも、一度できると全体に広がるのが特徴です。できる範囲としては背中の上の方(肩の辺り)から腰の下の方までできることも珍しくありません。
驚く人も多いですが、これは毛穴に詰まった皮脂や角質。またそれを栄養に繁殖してしまった菌やカビが原因です。背中全体に起こっているのですが、一つ一つの毛穴が原因という事です。
背中全体のニキビは目立つし、場合によってはかゆみや痛みが出てしまう事もあります。これを早く治すにはどうすればいいでしょう?
背中ニキビができるという事は、肌のサイクルが乱れている証拠です。水分バランスがくずれて毛穴に皮脂がたくさん分泌され、それをきちんと代謝できないので、どんどんたまっていきます。そして角質ができて毛穴を塞いでしまいます。この一連のサイクルを正常化してあげる事が重要です。
肌の水分バランスを整えて、肌サイクルを正常化する事で、余分な皮脂はでませんし、皮脂がでなければ角質もでませんから、菌やカビも繁殖しません。全体にできた背中ニキビを一つ一つ治すのではなくて、肌サイクルを整える事で、背中ニキビができない肌にしていく事が一番の解決方法です。